常設展
休 館 中
コロナウイルス感染拡大、非常事態宣言発令に伴い、
当美術館も 4月3日~10月22日まで、休館とさせて頂いております。今後の状況により休館期間を延長させて頂く場合もあります。
尚、10月23日(金)より、所蔵ポスター展「ワルシャワ・ショーモン・ラハティ 一 世界の、ポスターのある街から。」を開催予定です。 詳しくは、こちらから、
大垣祭りがユネスコの無形文化遺産に登録されたことをきっかけに、世界のアーティストとコラボした「大垣まつり世界のポスター展」を開催してきました。文化の異なる多様な価値観と感性でデザインされたポスターが本美濃紙にシルクスクリーン印刷されました。過去に参加を頂き、既に発表をしてきた世界のデザイナーの作品を展示しております 。
昨年末の大垣駅前通りを灯りで彩った「2019年度 13両軕 あかりポスターオブジェ」も展示しております。
シルクスクリーン(Screen printing)印刷とは、
孔版画の技法の一種であり、インクが通過する穴とインクが通過しないところを作ることで版画の版を製版し、印刷する技法です。
シルクスクリーン印刷とはメッシュ部分にシルク(絹)が使われていたことに由来し、シルクではなくインクの通りが良い化学繊維で作られた素材が使われるようにいなった今でも、昔の名残りからシルクスクリーンと呼ばれています。
一色毎に版を製作するのがシルクスクリーンの印刷方法で、存在感のある表現が可能です。シルクスクリーンのメリットとしては、何にでも印刷ができるというところがあります。インクの種類が豊富で、ラメ入りでキラキラさせたり、発泡インクを使って膨らみを出すこともできます。シルクスクリーン印刷でしか出せない味がでますが、それは一色毎に版を作らないといけないので、色が増えると制作工程が増し、調整にも時間がかかります。